熊本地震の爪あと残る五月新緑の阿蘇

五月晴れの青空が広がったある日
素晴らしい天気に誘われて

久しぶりに阿蘇へドライブに出かけました。

熊本地震で２年以上通行禁止となっていた最後の道路
「県道阿蘇公園下野線」が、先日ついに開通したのも理由の一つでした。

南阿蘇から阿蘇山を越えるルートを走りました。

木々の若葉や緑の草原がとてもさわやかで心に沁みました。

しかしながら、

周りの景色に視線を移すと・・・地割れがそのままになっている駐車場や、

土砂が崩落した山々がこちらを見下ろしていました。

草千里の向こうに見える烏帽子岳。

美しかったグリーンの山肌も地肌が見えています。

熊本地震から2年以上経過しましたが、
この深い傷跡は、
大自然の回復力を持ってしても、
２年という期間ではとても修復できないようです。

今更ながら、

地震の復興が終わりを告げていないことを

思い知らされたひと時でした。

私たちリ・ホーム熊本へも、

依然として地震災害復旧のご依頼が続いています。

小さなリフォームから大きなリノベーション級のものまで・・・
被害により様々な状況があります。

私たちも精一杯のお手伝いをさせていただき、

お客様が熊本地震から復興できたと実感していただけるように

お役に立ちたいと思った阿蘇へのドライブでした。