TOTOミュージアム（北九州）見学して参りました

 

世界の人々が最も驚く日本のテクノロジーの一つにトイレがあります。

普段私たちが当たり前のように使っていますが、

実は世界の最先端に位置するのです。

そのトップを走っているのがTOTO様。

 

そこで、いつもお世話になっている

TOTO熊本営業所の寺本様と吉田様のお誘いを頂き、

1月末に北九州の小倉にありますTOTO本社の広大な敷地の一角に建てられた

「TOTOミュージアム&衛陶工場」の見学をさせていただきました。

 

寺本様、吉田様の関するページはここをクリック

 

 

 

・TOTO様からいただいたスケジュール表

 

  

TOTOミュージアム

福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1

↑クリックするとTOTOミュージアムホームページへリンクします。

 

創立100周年記念事業として、2015年8月に開設された「TOTOミュージアム」。

TOTO様が受け継いできた創業の精神やものづくりへの想いとともに、

新しい生活文化を創造してきたその歴史と進化を、数多くの資料や映像で紹介されています。

との事です。

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ちなみに

TOTOミュージアムはCASBEE（建築物環境性能総合評価システム）で

 最高性能評価Sランクの認証を受けているそうです。

 

 

1月28日（火）

私たちはTOTO熊本営業所の寺本様、吉田様ご案内の元、

越智産業株式会社熊本営業所の弊社担当の川上様と共に

熊本から北九州へ向かう新幹線の車輛へ乗り込みました。

 

越智産業様主催の直近のイベント

・「新春アイラブホームフェア2020in福岡&バスツアー開催」

　2020年（令和2年）1月　リホーム熊本もバスツアーでお客様をご招待しました。

・「アイラブホームフェア2019 in 熊本出展します」

　2019年（令和元年）7月　リホーム熊本も出展しました。

 

 

私たちが乗り込んだ新幹線

 

北九州へ到着。

これから先の移動はTOTO様チャーターのタクシーで！

 

  

ミュージアムへ到着

 

ミュージアムのエントランス

 

 

自動ドアの左側のガラス面には

大きな水滴を模した装飾が施してありました。

  

水回りメーカーならではの発想ですね！

 

いよいよ中にはいります。

 

ホール内

TOTOショールームは1階の奥

エスカレータを昇って2階がミュージアム

天井に見えている小さな穴は、水滴をイメージした排熱用の開口だそうです。

 

 

エスカレータ右側に設置されていたネオレストの便器。

これは、2020年東京オリンピックで選択されたあの有名なエンブレムをデザインした

野老朝雄氏による作成です。

 

 

エスカレーターを昇り、2階フロアから1階の玄関方向を撮影。

 

玄関をズームアップすると先ほどの巨大な雨粒が！

 

 

最初に別室でミュージアムの概要を説明していただきました。

 

 

その後、吸い込まれるようにミュージアムへ。

 

 

 

展示コーナーの一部ではありますがご紹介します。

 

◆食器の歴史◆

食器事業は、1970年にその役割を終えるまで、

半世紀にわたってTOTOを支え続けたそうです。

 

◆ものづくりの流れ◆

衛生陶器、水栓金具、電子部品と、材料も製造工程も全く異なるたくさんの

パーツからなるトイレ。

企画・開発・製造・梱包に至るまで、TOTOの製品が世に送り出されるまでの

工程を映像と実物で紹介されていました。

 

中庭の緑。環境を大切にするTOTO様の姿勢を感じます。

 

このガラス面にも巨大な水滴が( ﾟДﾟ)

 

中庭に敷いてある玉石は・・・

実は衛生陶器の製造工程で使用された「アルミナ玉石」という物だとか。

資源の有効活用に力を入れているTOTO様です。

 

便器が組み込まれたバイク。

モニター画面の足元はトイレットペーパーをイメージしたもの。

遊び心に溢れていました。

 

◆特別展示室◆

TOTOギャラリー・間 北九州巡回展

「堀部安嗣の建築展――懐かしい未来へ向かって」を展示中でした。

 

 

 

 

 

◆TOTOのこころざし◆

TOTO創立者・大倉和親氏から現在まで受け継がれてきた熱い想いを、

「作る」「生み出す」「伝える」という観点で紹介されています。

 

 

 

◆水まわりの変遷◆

日本の水まわりの歴史を、【はるか昔】【江戸から明治】【大正から昭和初め】

【戦後から高度成長期】【昭和から平成】【未来へ】という流れで展示。

主な時代のトイレ空間を再現し、製品の機能やデザインを追うことで、

暮らしの変化を感じさせる展示。

 

 

 

 

◆水まわり商品の進化◆

TOTO製品の進化を、大便器、小便器、パブリックトイレ、バスルーム、

水栓金具、キッチン、洗面所のカテゴリーごとにご紹介。

大便器は洗浄水量や給水タンク、便座といった切り口でその変遷を展示。

 

旧総理大臣官邸や赤坂迎賓館など、有名な建物内に設置されていた

貴重な製品も空間ごとに再現されています。

 

左から大型・子供用・おすもうさんサイズの便器。

おすもうさんサイズは何と３００㎏まで大丈夫との事！

 

座っているのは今年入社の期待の新人安在君です。まだ二十歳代！

 

◆グローバルギャラリー◆

TOTO様は1917年の創立当時から海外市場を視野に入れ、

「東洋陶器株式会社」としてスタートなさいました。

 

アメリカ、中国やアジア・オセアニア、欧州など世界で販売している商品を

エリア別に展示。

 

 

 

TOTOのルーツは1876年に創立された貿易会社「森村組」までさかのぼり、

快適な生活文化を実現するために腰掛便器の研究を開始して約一世紀、

創立者の意思を引き継いで、やがて世界をリードする企業へと発展しました。

その大きな功績は「認定遺産」として登録されています。

 

その魅力を余すことなく展示されているTOTOミュージアム。

大変勉強になると共に、

今回の見学をご提案いただいたTOTO熊本営業所の寺本様、吉田様、

そしてミュージアムのスタッフの皆さま、心より御礼申し上げます。

 

私たちリホーム熊本も自信を持って、

リフォームやリノベーションをお考えのお客様に

素晴らしいTOTOの製品をご提案したいと思います。