築80年・被災住宅のリノベーション　熊本市中央区

【先祖代々受け継いできた築80年の家】

『平成28年熊本地震』大規模半壊を期にリノベーションを決意！

 

熊本市中央区にお住まいのE様のお宅は、

ご先祖様代々受け継いで築80年の歴史ある住宅です。

 

残念なことに『平成28年熊本地震』で被害を受け、

大規模半壊の判定を受けました。

 

しかし、E様は『先祖から引き継いできたこの家を残したい。』

との想いで弊社にご相談。

 

そして「リノベーション」への計画が始まりました。

 

 

地震で傷んだ建物の構造物は、ベテランスタッフによって住宅診断（ホームインスペクション）が行われ、

筋交い部分に金物取付け、更に構造用合板を組合わせて耐震補強を行いました。

 

外観は重厚感のある和モダンのデザインに。

室内は、将来のライフスタイルを見すえてバリアフリー化。

 

そして、窓は全てペアガラスに、壁は厚めの断熱材としたので、

天気や気候に左右されない快適な住み心地となります。

 

間取りに関しては必要以上に大幅な変更はせず、

リビングを広く確保して生活の利便性を追求しました。

 

■E様のご感想

「当初は、被害を受けた自宅を見て、リフォームするか解体するかで随分と迷いましたが、リ・ホーム熊本さんと話し合いを重ねて、最終的にリノベーションに決定して大変満足しています。」

 

 

 

E様邸は、

H29年3月31日発刊の『住 Style Book』

（熊本日日新聞社発行）に掲載されました。

 

▼画像をクリックすると拡大画面にリンクします。

 

■外観■

Before　『平成28年熊本地震』で大規模半壊の判定。立ち入り禁止のバリケードがある

ご自宅を前にしたE様の心境はいかほどだったでしょう？・・・

Before

 

After　 重厚感のある外観。「本家として、ご先祖をお守りできる家になりました。」とE様。

 

 

■玄関■

After　右側は鏡貼りの大きなシューズクローク。50足以上の収納を可能にしました。

After　開放感のある高い天井の玄関。家族もお客様も気持ちよく迎え入れてくれます。

 

 

■室内■

Before　地震による爪痕があちらこちらに・・・

Before　剥がれ落ちた壁・・・地震の揺れの激しさをものがたっています。

Before　壁のあちらこちらに走る亀裂の痕。

Before

 

■リビング■

After　窓は全てペアガラス。断熱材も厚めにして快適な住み心地を実現。

After　築80年の家を守るために耐震補強。床は段差を無くし、将来のためにバリアフリー化。

 

 

■和室■

Before

 

After　まるで新築したかのように変身した和室。隣接するリビングの床ともフラットに続きます。

 

 

■縁側 ■

Before

 

After  和室に繋がる縁側。軒を少しカット、室内へ差し込む日差しが増えて室内が明るくなりました。

 

 

■浴室■　

After　暖房設備も完備したお風呂。これで冬場のヒートショックを軽減できます！

 

 

■洗面所■

After　キッチン・トイレ、洗面脱衣室等の水廻りはバックヤードでつながっており

導線もスムーズです。壁紙も明るいものとし、収納スペースもたっぷり取りました。

 

 

■トイレ■

After　トイレも幅を広げて車椅子が入れるように配慮。

取り付けたスライディングドアは、開閉時のスペースを取りません。

 

物件データ

施工場所：熊本県 熊本市中央区

リフォーム内容：リノベーション

家族構成：60歳未満2人/60歳以上2人

構　　造：戸建・木造二階建て

築　　年：築約80年

コメント：『平成28年熊本地震』で大規模半壊判定の家

工事概要：耐震補強・断熱性向・バリアフリー化

竣　　工： 2017年

 

 

株式会社リ・ホーム熊本の施工事例